女性専用車両に反対するなら代替案を示せ?

はじめに

どうも! 高杉 皆為(@MinatameT)です。

先日、女性専用車両に関する記事(おそらく次の記事)をご覧になった方から、お問い合わせをいただきました。

お問い合わせ本文をまとめると、次のようになります。

  • 私は若い頃、何度も痴漢被害に遭いました。
  • 「男性差別に反対すること」と「痴漢犯罪に反対すること」が両立できるのは理解できます。
  • 女性専用車両に反対するには、具体的な代替案が必要です。

「代替案を示せ!」は、女性専用車両賛成派がよく言うフレーズですね。

※この方の言う代替案を「痴漢対策」と仮定して、話を進めていきます。

代替案を示す必要はない

まず、女性専用車両に反対しているからといって、痴漢対策の具体的な案を示す必要はありません。

なぜなら、女性専用車両は痴漢対策ではなく男性対策だからです。

つまり、ある痴漢対策に反対しているのなら、別の痴漢対策(代替案)を示す必要がありますが、男性対策に反対しているだけなので、痴漢対策の案を示す必要はないということです。

……というか、女性専用車両は(列車全体で見れば)痴漢対策に効果がないのですから、「効果のないものの代替案を示せ!」というのもおかしな話です。

私からの回答は以上です。それでは、今回の記事はここまでに……というわけにはいかないので(笑)、仕方がなく、痴漢対策を少し真面目に考えてみます。

自己防衛の案

私が何度も申し上げているとおり、痴漢犯罪をなくすことはできません。残念ながら、どこかで必ず発生します。

したがって、痴漢犯罪に遭いにくくする工夫が必要です。これが「自己防衛」です。自己防衛をすることで、痴漢犯罪に遭うリスクを減らすことが期待できます。

それでは、自己防衛の案を簡単に述べていきます。

時差通学、時差通勤

特に混雑する時間帯は、だいたい決まっていますよね。しかし、これは利用している路線ごとに多少異なるとは思いますので、各自で調べておく必要があります。

特に混雑する時間帯を避けることで、痴漢被害に遭うリスクを減らすことができます。なぜなら、混雑率が高いほど痴漢しやすいからです。

ちなみに、始発の電車に乗ってもダメだった人がいるようなのですが、そうした人は別の自己防衛手段と組み合わせることで、リスクを減らしていきましょう。

ビデオカメラで証拠保全

犯罪者は撮影されることを嫌がります。そのため、満員電車を避けた上で、ビデオカメラで撮影をしていれば、痴漢のターゲットになる確率が下がります

また、痴漢行為を受けてしまった場合であっても、痴漢行為が撮影できていればそれが証拠になります。「証拠がなければ泣き寝入り」ですから、証拠を残せるビデオカメラは1つの武器だといえます。

満員電車の場合は、撮影が困難ですので、この方法はかなり厳しいと考えてください。

ただ、次のような小型のスパイカメラを複数装着したら、なんとかなるかもしれません。アマゾンで売っています。


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防犯ブザーの利用

これは痴漢被害に遭ってしまったときの対策になってしまうのですが、防犯ブザーを鳴らすことで、周囲の人たちの注目をこちらに集めることができます。

犯人は注目されることを嫌うので、防犯ブザーが鳴れば、少しの間は痴漢行為ができなくなります。人によってはやめずに継続するのでしょうが、おそらく少数派です。

したがって、防犯ブザーを持っておくのは良いことだと考えます。例えば、次のようなものがアマゾンで売ってあります。


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髪型を変える

実は、公益財団法人 日工組社安全財団の公開したデータによると、「セミロング」の髪型の女性の約55 (%) が、痴漢被害に遭ったことがあるようです。

そのため、痴漢被害に遭いにくい髪型に変えることで、痴漢対策の効果が少しだけ期待できます。具体的には、次の順で痴漢被害に遭いづらくなる傾向があるようです。

  • セミロング(危険度指数:1.30)
  • ボブ(危険度指数:0.95)
  • ロング(危険度指数:0.74)
  • ショート(危険度指数:0.66)

セミロングの女性は、ロングかショートにしてみると良いかもしれません。

服装を変える

痴漢は「自分よりも弱そうな人」をターゲットにします。つまり、弱そうな(おとなしそうな)見た目をしていると狙われやすいのです。

そのため、強そうな服装に変えることによって、痴漢被害に遭うリスクを少しだけ減らすことができます

一番ダメなのは、制服や地味な服装です。「いつでも反撃できるんだぜ! かかってこいよ!」という雰囲気をまとった、主張が強めの服装にするのが望ましいです。

「こいつ、すぐに反撃してきそうだな……」と思われたら「勝ち」です。

ド派手なスカジャンなら、こんな感じでしょうか(笑)。


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これなら弱そうには見えないでしょうし、制服やスーツの上から着用できますね。

電車を利用しない

本当に最終手段ですが、電車を利用せずに自転車で通学、通勤する方法があります。

「自転車で行けるような距離なら、わざわざ電車なんて利用しないんだよ!」というツッコミが入りそうなのですが、まさにそのとおりです。だから最終手段なんです。

それでも、痴漢被害に本気で悩んでいる若い方なら、1時間から2時間かけて、自転車で通学、通勤するという選択肢も「あり」だと思います。ちなみに、この副産物として、定期券の金額の節約ができます。

しかし、2時間を超えると(若い元気な方でも)かなりきついですね……。

自己防衛以外の案

痴漢対策になるような、社会の仕組みを考えました。被害者個人でどうにかできるレベルではありませんが……こちらも簡単に述べていきますね。

電車の本数を増やす(混雑緩和)

混雑緩和は痴漢対策に効果的です。なぜなら、混雑率が高いほど痴漢しやすくなり、混雑率が低いほど痴漢しにくくなるからです。

その混雑緩和は、電車の本数を増やすことで実現できます。コストなどの都合で電車の本数を増やせない状況だとは思うのですが、鉄道会社にはどうにかしてもらいたいと思っています。

女性専用車両の廃止(混雑緩和)

電車の本数を増やすのが難しいのなら、女性専用車両を廃止するのが良いと考えます。なぜなら、女性専用車両を廃止すれば、乗車人数の偏りが少なくなるからです。

「階段の近くの乗車位置の車両は混雑しやすい」など、混雑差の理由は他にもあるのですが、階段の位置を変えたりするのは難しいですよね。

ですから、女性専用車両を廃止するのが手っ取り早いと考えます。まあ、裏で政治的な事情があるとは思うのですが……。公明党とか公明党とかです。

防犯カメラの設置

防犯カメラを電車の中に設置することは、痴漢対策に効果的です。なぜなら、「行動が常に監視、録画されている」という状況は、犯罪の抑止につながるからです。

例えば、万引きの瞬間を見られたいと思っている万引き犯はほぼいないでしょう。この心理を考慮すると、「女性専用車両」というくだらないステッカーを車両に貼るのではなく、「防犯カメラ作動中」というステッカーを車両に貼ったほうが良いといえます。

ただ、これ(防犯カメラの設置)もコスト的に厳しいと思いますので、少しずつの設置となりそうですね。

痴漢犯罪の厳罰化

極端な話をすれば、「痴漢行為をすれば終身刑」など、痴漢行為の厳罰化が少しの痴漢対策になります。

厳罰化によって、今まで軽い気持ちで痴漢をしていた痴漢犯罪者も、多少の危機感を抱くようになる可能性があります。完全にやめるかもしれませんし、頻度を大幅に減らすかもしれません。

しかし、多くの痴漢犯罪者は病的な思考回路になっており、厳罰化だけでは痴漢をやめない……いや、「やめられない」可能性が極めて高いと考えられます。

※実際のところは、「罪刑均衡の原則(軽い犯罪には軽い刑罰を、重い犯罪には重い刑罰を与える原則)」がありますので、刑罰をむやみに重くすることはできません。

痴漢依存症の治療に強い病院を増やす

先程述べたように、多くの痴漢犯罪者は病的な思考回路をしています。ストレートに言えば「病気」です。痴漢がやめられなかったり、複数人(グループ)で痴漢をしようとしてしまうのです。

そんな人たちに「痴漢をやめましょう! 厳罰化されましたよ!」なんて言っても、意味がないのです。もちろん、痴漢反対のポスターもダメですね。アナウンスもダメでしょう。

そこで、痴漢依存症の治療に強い病院を増やし、宣伝することが重要だと考えます。例えば、「痴漢がやめられなくてお困りの方は、当院にお越しください。会社や家族に知られる前に完治させましょう。全力でサポートします。」といった感じですね。

そんな病院があれば、「やめたくてもやめられない」という痴漢犯罪者の心には刺さりますから、痴漢対策としての効果が少し期待できます。

しかし、「やめる気はない」という痴漢犯罪者の心には全く刺さらないのが欠点です。

まとめ

自己防衛の案のまとめは、次のとおりです。

  • 時差通学、時差通勤をする。
  • ビデオカメラで証拠保全をする。
  • 防犯ブザーで痴漢行為を中断させる。
  • 髪型をロングやショートにする。
  • 主張の強い服装にする。
  • 電車を利用しない(最終手段)。

自己防衛以外の案のまとめは、次のとおりです。

  • 電車の本数を増やし、混雑を緩和する。
  • 女性専用車両を廃止し、混雑差を減らす。
  • 防犯カメラを設置する。
  • 痴漢犯罪を厳罰化する。
  • 痴漢依存症の治療に強い病院を増やし、宣伝する。

コストの点から実現が厳しいものもありますが、個人でできる対策はしておくと良いですね。

……痴漢対策についてここまで述べたのですから、的はずれな「代替案を示せ!」なんて文句は二度と受け付けませんよ!!

痴漢問題は深刻で、すぐに解決する必要があります。しかし、それは難しいので、自己防衛が大切なのです。


 

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