はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事では、C言語の初歩的な課題について解説しています。
この課題に正解するためには、scanf関数、for文の知識が必要です。ここでは、それらについても軽く説明しておきます。
それでは、問題文と解答例を確認していきましょう。
問題文
まず、scanf関数を使って、ユーザーに任意の文字を入力してもらいましょう。
文字入力後には、その文字をfor文で100回表示させてください。
解答例
#include<stdio.h>
int main(void)
{
char text[100]; //文字(半角100文字まで)
int L;
printf("文字を入力してください。>");
scanf(" %s",&text); //文字を入力させる。
for(L=0; L<100; L=L+1) //100回ループする。
{
printf("%s\n",text); //入力した文字を表示する。
}
return(0);
}
整数はint型ですが、文字はchar型で表します。ちなみに、charは「キャラ」と読みます。キャラクターの略ですね。
text[100]というのは、textという名前の変数で、半角100文字まで覚えられる……ということです。
文字を入力させることができるのはscanf関数です。int型を入力させるときは”%d”としていたところを、今回はchar型を入力させるので” %s”とします。
プログラムによっては、”%s”と書くとうまく動作しない場合がありますので、%sの前には半角スペースを入れることをおすすめします。
次に、for文についてですが、L=0というのは、Lの初期値(はじめの値)が0だということです。L<100というのは、Lが100未満のときにループを続けるということです。L=L+1というのは、ループが1回終わるごとにLの値を + 1するということです。
つまり、このfor文では、ちょうど100回ループさせることができます。
最後に、printf関数の「\n」の意味ですが、これは「改行する」という意味です。改行しないと文字が詰まって読みづらくなりますので、改行しています。
それでは、実行結果を見ていきましょう。
文字を入力してください。>Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
Welcome!
……な、長いですね(汗)。
このように、scanf文で文字(今回は「Welcome!」)を入力し、for文で100個表示することができました。
実は……私は「Welcome!」が100個も表示されているのか、いちいち数えておりません。しかし、ソースコードは合っているはずなので、ここで勘弁してください(苦笑)。
今回はここまでです。基本的な内容なので、しっかりと理解しておきましょう。