はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事では、入力した5つの実数の平均値、最大値、最小値をまとめて表示するプログラムの紹介をしています。プログラミング言語はC言語です。
実数ですので、int型ではなくdouble型を用いています。これによって、小数点以下の計算もできます。
なお、自作関数や配列を使わない最も簡単な方法です。
それでは、肝心のソースコードと実行結果を確認していきましょう。
5つの実数の平均値、最大値、最小値を表示するプログラムの例
ソースコード
#include<stdio.h>
int main(void)
{
double v1,v2,v3,v4,v5; //5つの実数
double ave; //平均値
double max; //最大値
double min; //最小値
printf("1つめの実数>");
scanf("%lf",&v1); //v1の入力
max = v1; //今のところ、v1を最大値とする。
min = v1; //今のところ、v1を最小値とする。
printf("2つめの実数>");
scanf("%lf",&v2); //v2の入力
if(v2>max) //最大値よりv2が大きければ
{
max = v2; //最大値をv2にする。
}
if(v2<min) //最小値よりv2が小さければ
{
min = v2; //最小値をv2にする。
}
printf("3つめの実数>");
scanf("%lf",&v3); //v3の入力
if(v3>max) //最大値よりv3が大きければ
{
max = v3; //最大値をv3にする。
}
if(v3<min) //最小値よりv3が小さければ
{
min = v3; //最小値をv3にする。
}
printf("4つめの実数>");
scanf("%lf",&v4); //v4の入力
if(v4>max) //最大値よりv4が大きければ
{
max = v4; //最大値をv4にする。
}
if(v4<min) //最小値よりv4が小さければ
{
min = v4; //最小値をv4にする。
}
printf("5つめの実数>");
scanf("%lf",&v5); //v5の入力
if(v5>max) //最大値よりv5が大きければ
{
max = v5; //最大値をv5にする。
}
if(v5<min) //最小値よりv5が小さければ
{
min = v5; //最小値をv5にする。
}
ave = (v1+v2+v3+v4+v5)/((double)5); //平均値の計算
printf("平均値 = %0.2f\n",ave); //%0.2fで小数第2位まで表示する。
printf("最大値 = %0.2f\n",max); //%0.2fで小数第2位まで表示する。
printf("最小値 = %0.2f\n",min); //%0.2fで小数第2位まで表示する。
return(0);
}
このプログラムでは、v1 → v2 → v3 → v4 → v5という変数の順番で実数を入力していきます。
はじめは、最大値、最小値をv1にしておき、後から入力されるv2、v3、v4、v5の値と比較していきます。こうすることで、最終的な最大値と最小値を求めることができます。
平均値は、v1、v2、v3、v4、v5をすべて入力し終えた後に、まとめて計算しています。
それでは、実行結果の例を見ていきます。
実行結果
1つめの実数>3.15
2つめの実数>4.43
3つめの実数>1.87
4つめの実数>5.55
5つめの実数>11.6
平均値 = 5.32
最大値 = 11.60
最小値 = 1.87
このように、5つの実数の平均値、最大値、最小値をまとめて表示することができました!
今回はここまでです。皆さん、お疲れ様でした。