はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事では、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の結果を、一度にすべて表示するプログラムを紹介します。プログラミング言語はC言語です。
ただし、計算は「2つの変数同士のみ」とします。つまり……
- a + b
- a – b
- a * b
- a / b
というように、変数aと変数bの四則演算のみとします。
それでは、ソースコードと実行結果の例を確認していきます。
四則演算プログラムの例
ソースコード
#include<stdio.h>
int main(void)
{
double a,b; //変数aと変数bを用意する。
printf("aの値を入力してください。>");
scanf("%lf",&a);
printf("bの値を入力してください。>");
scanf("%lf",&b);
printf("%0.2f + %0.2f = %0.2f\n",a,b,a+b); //足し算
printf("%0.2f - %0.2f = %0.2f\n",a,b,a-b); //引き算
printf("%0.2f * %0.2f = %0.2f\n",a,b,a*b); //掛け算
printf("%0.2f / %0.2f = %0.2f\n",a,b,a/b); //割り算
return(0);
}
double型はint型と違って、小数点以下の計算もできます。
scanf文を記述するときに気をつけていただきたいのが、double型の場合は「%d」ではなく「%lf」だということです。
printf文では「%0.2f」とあります。これは、小数点第2位まで表示するという意味です。例えば、「%0.4f」に変更すれば小数点第4位まで表示できます。
なお、四則演算は、printf文の中でおこなっています。
それでは、実行結果を確認していきます。
実行結果
aの値を入力してください。>5.52
bの値を入力してください。>3.31
5.52 + 3.31 = 8.83
5.52 - 3.31 = 2.21
5.52 * 3.31 = 18.27
5.52 / 3.31 = 1.67
正しく計算されているようです。
aの値を入力してください。>1
bの値を入力してください。>2
1.00 + 2.00 = 3.00
1.00 - 2.00 = -1.00
1.00 * 2.00 = 2.00
1.00 / 2.00 = 0.50
このように、整数で入力しても正しく計算できます。
今回はここまでです。皆さん、お疲れ様でした。