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Twitterの「地震大丈夫」のツイートとは
どうも! みなため(@MinatameT)です。
Twitterを利用している方は多いと思いますが、今回は「地震大丈夫」のトレンドのツイートについて、道徳的な視点で見ていきます。
Twitterのトレンド(流行り)を一言で表すと?
Twitterのトレンドとは、現在よくツイートされている「話題のキーワード」のことです。
これについては、説明してもあまり意味がないので、さっそく本題へ移ります。
地震を心配するツイートがいっぱい……?
「地震大丈夫」がトレンドに入っているということは、地震に関する話題が活発であることがわかりますよね。
つまり、「地震大丈夫」がトレンド入りするのは地震の直後です。
Twitterのユーザーたちが、地震による被害を心配しているわけです。心優しい方が多いですね。
……と言いたいところですが、現実はそうではありません。
記事タイトルから嫌な予感がすると思いますが、一体どういうことなのか、これから確認していきましょう。
地震の被害を本当は心配していない人たち
「地震大丈夫」のトレンドを確認すると、「お前、地震の心配してないだろ!」とツッコミを入れたくなるツイートがたくさん出てきます。
その代表例を紹介していきます。
猫の画像を掲載する人たち
私がわかる範囲では、猫の画像を掲載する人たちの心理は以下の3つに分類できます。
- 地震で混乱していた人に対して、猫の画像で癒やされてほしいという気持ち
- 我が家のペット(猫)を見てほしいという気持ち(宣伝のチャンス)
- 上記2つのハイブリッド(我が家のペット(猫)を見てほしい気持ちと、その猫の画像で癒やされてほしいという気持ち)
悪意のない方には悪いですが、これは不謹慎です。
たとえ善意で猫の画像を掲載したとしてもです。本当に心配していれば、猫の画像など掲載しないはずです。
「我が家の自慢のペットを、みんなに見てもらうチャンスだ!」と考えているユーザーもいますよね。
そういったユーザーは、配慮が足りないといいますか、単に**(自主規制)です。
私が怒っているのは、「地震大丈夫」というキーワードにふさわしくない不謹慎な投稿が多すぎるからです。
地震で傷ついた心を癒やすのが目的なら、「ちょっとした癒やし」のようなキーワードで猫の画像を添付すると良いですね。
それでは、次の例を確認していきます。
自撮りを掲載する人たち
これは宣伝や自慢、かまってちゃんですね。
「地震大丈夫」のキーワードを投稿につけておけば、多くのユーザーが見てくれますからね。
厳しい意見かもしれませんが、これには呆れます。
心配していないのがよく伝わってきますし、不謹慎にも程があります。本当に心配していれば、自撮り写真など掲載しないはずです。
その中には「イケメン」や「美女」と言われるような人も混ざっているのですが、顔は全く関係ありません。全員アウトです。
「地震大丈夫」のトレンドを、宣伝や自慢に利用しないでください!!
その他もろもろ
他人の顔写真を掲載していたり、よくわからない宣伝をしているパターンもありますね。
他人の顔写真の掲載は人格権の問題がありますので、必要のない場合はやめておいたほうが良いです。
……というよりも「地震大丈夫」というキーワードにふさわしくありませんし、ふざけているのが伝わってきて、私としては腹立たしいです。
「地震大丈夫」のトレンドを、ふざけて利用するのは配慮に欠けます。
道徳的にあるべき「地震大丈夫」のツイートとは
純粋に心配する
これならまだ良いと思います。しかし、「他人事感」が伝わってくるような気もしますので、改善の余地はあると思います。
アドバイスする
かなりの「上から目線感」がありますし、心配というよりもアドバイスですね。
しかし、このツイートを読んだことによって運良く助かる方が1人でもいれば……という気持ちです。
被害に遭った人たちの気持ちを考えよう
紹介した「心配ツイート」や「アドバイスツイート」についてですが、これを被災者の方々が読むタイミングは、状況が少し落ち着いた後です。
身の安全を確保し、Twitterでこれから情報を得ようとしている段階である可能性が高いです。
情報とは、命を守るための情報もそうですが、Twitter上でやり取りしている知り合いの安否確認を含めての情報です。
こういった状況におかれている方々が読んだときに「心配してくれてありがとう」と言いたくなるようなツイートこそが、「地震大丈夫」のあるべきツイートだと考えています。
地震の規模にもよるのですが、大きな地震なら特に心配になりますよね。
何より大切なのは、実際に被害に遭った方々が「地震大丈夫」のツイートを読んで「どう感じるか」ということです。
「地震大丈夫」に限らず、道徳的に考えて良識のあるツイートを心がけたいものですね。
……ということで、例外はあるものの「地震大丈夫」のツイートには、不謹慎なものが多いということがわかりました。