はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事では、C言語のwhile(1)の意味と、その使い方について、例を挙げながら説明していきます。
また、while(1)を使う際の注意点もあわせて説明します。
while(1)の意味と文法
while(1)は無限ループ処理です。
while(1)
{
//ここに無限ループ処理を記述する。
}
無限ループをするので、このままではプログラムが終わりません。
そのため、break文によって無限ループを脱出します。
while(1)
{
if(無限ループ脱出条件の式)
{
break; //無限ループから脱出する。
}
}
それでは、具体的な例を見ていきます。
while(1)を使ったプログラム例
ソースコード
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
a = 0;
while(1) //無限ループ
{
a = a + 1;
if(a<10) //aが10未満なら
{
printf("%d\n",a);
}
else
{
break; //while文から抜け出す。
}
}
return(0);
}
実行結果
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無限ループの中で、aの値を1ずつ増やしていきます。そして、aが10以上になれば、else文の中身(break文)が実行され、無限ループから脱出できます。
注意点としては、break文が実行されなければ無限ループから出られませんので、プログラムが終わりません。したがって、break文を忘れないようにしましょう。
実は上記のソースコードは、for文で書いたほうが見やすいと思います。個人的には、while(1)をわざわざ使うようなものではありません。
今回はここまでです。皆さん、お疲れ様でした。