はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
整数の合計値を計算するとき、例えば、1から10までなら手計算できますが、100を超えてくると非常に大変です。
そのため、この記事では、1からnまでの整数の合計値を求めるプログラムを説明していきます。for文を使うやり方です。
それでは、さっそく説明していきます。
問題文
キーボードから自然数nを入力させ、1からnまでの整数の合計値を表示するプログラムを作成しましょう。
ただし、nが0以下の場合は、再入力させてください。
解答例
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int c; //for文で1ループごとに1ずつ増えていく値
int n; //入力値
int sum; //合計値
sum = 0; //合計値の初期値は0。
for(n=0; n<1; ) //nが1より小さいなら繰り返す。
{
printf("自然数nを入力してください。>");
scanf("%d",&n);
}
for(c=1; c<=n; c=c+1) //cがnになるまで繰り返す。
{
sum = sum + c;
}
printf("1から%dまでの整数の合計値は%dです。\n",n,sum);
return(0);
}
このプログラムでは、全部で3つの変数を使っています。
- c:for文で1ループごとに1ずつ増えていく値
- n:キーボードから入力する値
- sum:合計値
1つめのfor文では、入力処理をおこなっています。入力値が1未満なら、ループを繰り返すようになっています。
2つめのfor文では、合計値を求める処理をおこなっています。cは1ループごとに1ずつ増えていくので、これをsumに足していきます。こうすることで、合計値を求めることができます。
それでは、実行結果の例を見ていきましょう。
自然数nを入力してください。>100
1から100までの整数の合計値は5050です。
1から100までの整数の合計値を求められていますね!
自然数nを入力してください。>1000
1から1000までの整数の合計値は500500です。
1から1000までの整数の合計値も求められています!
今回はここまでです。皆さん、お疲れさまでした。