はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事では、pow関数を使った累乗計算の方法を説明します。
pow関数の文法
文法
- pow関数を使うためには、#include<math.h>を記述しておく必要があります。
- 累乗は「pow(a,b)」で表し、これはaのb乗を意味します。
使用例は、以下のソースコードを見てください。
使用例1
ソースコード
#include<stdio.h>
#include<math.h> /*この行も忘れずに!*/
int main(void)
{
float a,b;
a = 2; //2の
b = pow(a,2); //2乗
printf("%lf",b);
return(0);
}
実行結果
4.000000
(2の値が入っている)aを2乗した結果をbに代入しています。よって、2の2乗の4が表示されました。
なお、float型を使っているので、整数だけではなく小数にも対応しています。
次に、一部の数字を変えてみたものを確認していきます。
使用例2
ソースコード
#include<stdio.h>
#include<math.h> //この行も忘れずに!
int main(void)
{
float a,b;
a = 4; //4の
b = pow(a,3); //3乗
printf("%lf",b);
return(0);
}
実行結果
64.000000
(4の値が入っている)aを3乗した結果をbに代入しています。よって、4の3乗の64が表示されました。
このように、pow関数を使うことで累乗の計算が簡単にできます。
なお、pow関数を使わずに累乗の計算をすることもできます。その方法は、以下の記事で説明しています。
今回はここまでです。皆さん、お疲れ様でした。