はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
この記事は、分数と割り算の関係がわからない人に向けて書いています。今回は、割り算を分数に直す方法を説明します。
算数が苦手な人にもわかるように説明していますので、最後の確認問題までチェックしてみてください。
それでは、割り算を分数に直す方法を確認していきます。
割り算を分数に直す方法
割り算は、
というものです。
また、分数は上の段と下の段に分かれていますよね。上の段を「分子(ぶんし)」といい、下の段を「分母(ぶんぼ)」といいます。
分子は割られる数で、分母は割る数と同じ意味なのです。↓
つまり、割り算と分数の関係をイラストであらわすと、次のようになります。
割り算記号の左を分数の上の段に、割り算記号の右を分数の下の段にもってくると覚えてOKです。
また、割り算をして小数になるものやあまりが出るものは、割り算しないでそのまま分数にします。
さて、ここで1つの例題を見ていきます。
1÷5を分数に直したらどうなるでしょうか?
よろしいですか? さっそく、答えを見ていきましょう。
はい、答えは1/5です。
どうですか? 合っていましたか?
割り算記号の左を分子(上の段)に、割り算記号の右を分母(下の段)にもってくればOKです。
では、もう1つの例題を見ていきましょう。
6÷2を分数に直したらどうなるでしょうか?
よろしいですか? さっそく、答えを見ていきましょう。
答えは3/1です。これはちょっと難しかったかもしれません。
まずは6÷2を普通に計算します。すると、3になりますよね。
「3って分数にできるの?」と思っている人がいるかもしれませんが、3のような整数は次の手順で分数にすることができますよ。
「整数=その整数÷1」なので、整数を分数で書くことができるというわけです。
※テストで「分数で書きましょう」といった指示がなければ、整数で書いてください。
それでは、似たような問題を5つ用意していますので、正解した人はこの調子で、不正解だった人はリベンジのつもりでチャレンジしてみてください。
割り算を分数に直す確認問題集
問題編
【1】次の割り算を、分数に直しましょう。答えを整数で書いてはいけません。
(1)9÷7
(2)4÷1
(3)99÷24
(4)40÷5
(5)8÷8
解答編
【1】次の割り算を、分数に直しましょう。答えを整数で書いてはいけません。
(1)9÷7
9÷7はあまりが出てしまうので、このまま分数にします。よって、答えは9/7です。
(2)4÷1
4÷1=4ですが、この問題では整数で書いてはいけないので、答えは4/1です。
(3)99÷24
99÷24はあまりが出てしまうので、そのまま分数にします。よって、答えは99/24です。
(4)40÷5
まずは40÷5を計算して、8になります。この8を分数にすれば良いので、答えは8/1です。
(5)8÷8
まずは8÷8を計算して、1になります。この1を分数にすれば良いので、答えは1/1です。
これで、割り算を分数に直せるようになったと思います!
算数はできないと本当につらい科目なので、この記事の内容はマスターしておきたいところですね。
最後までおつかれさまでした。算数ができたらかしこい人に見えますよ!
以下、関連記事です。今回の記事の内容とは真逆ですね。