はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
皆さんはネットで、あなた自身の個人情報を公開していますか? 個人情報とは、ここでは以下のようなものとします。
- 顔写真
- 生年月日
- 住所
- 氏名
- マイナンバー
- 口座番号
さすがにマイナンバーや口座番号を堂々と公開している方はほとんどいないと思いますが、顔写真と氏名をセットで公開している方は多いですね。
この記事では、ネットに個人情報を公開するリスク(デメリット)について説明していきます。
本当は個人情報公開のメリットもあるのですが、今回はデメリットに注目して説明していきます。
顔写真を公開するリスク
顔は外見の中でもかなり特徴的で覚えやすい部分です。顔写真を公開するということは、あなたの外見が世界に発信されることだと認識してください。
顔写真を公開する一番のリスクは、「プライベートの侵害」です。つまり、あなた(の顔写真)が有名になるほど、外出時にも警戒する必要が出てきます。
例えば、サインを求められるかもしれませんし、プライベートの様子を盗撮されるかもしれませんし、ストーカー被害に遭うかもしれません。
もっと言えば、あなたに恨みを持った人物から攻撃されるかもしれません。
こういった被害を受けるのを覚悟のうえで、顔写真を公開するのならよいですが、こういったことを理解していないのに顔写真を公開するのは危険です。
インフルエンサーって呼ばれている人たちって、けっこう顔出ししていますよね。
そうですね。ただ、顔写真だけで特定される場合がありますから、本当は(顔写真の公開を)慎重に考えるべきです。
生年月日を公開するリスク
生年月日の公開のリスクは、顔写真の公開と比べると、まだマシだと思います。
生年月日を公開するリスクですが、これは年齢が判明することと悪用のリスクがあることです。
年齢を非公開にしている方にはダメージが大きいと思いますが、これはただの自爆ですから自業自得ですね。
ただし、「電話での本人確認」や「探偵の調査」などに生年月日が使われることがありますので、この場合は注意が必要です。
ちなみに、私は友人に生年月日を教えてしまい、(今のところは何も被害はありませんが)後悔しています。誕生日のお祝いメールも毎年来るので怖いです(苦笑)。
赤の他人に生年月日を教えるのは危険です。悪用されるかもしれないからです。
住所を公開するリスク
住所は、あなたの帰ってくる場所(例えば自宅)の住所だとします。
これを公開してしまうと、あなたが接触される可能性が大幅にアップします。俗に言う「リアル凸(実際に会いに行くこと)」ですね。
また、住所から氏名(特に苗字)が導き出されてしまうので、住所を教えるということは氏名を教えることだと思ってください。
ただし、某インフルエンサーのように、海外生活でホテルを転々としているような「決まった拠点を持たない人」の場合は、まだマシですね。
ちなみに、私は友人に「せっかくだから自宅まで連れて行ってよ。」と言われて、住所を教えることになりましたが、あのときは恐怖心があったのを覚えています。
被害に遭う前に引っ越ししないとダメだと思いつつも、放置しています(笑)。
住所を教えちゃうのはヤバいですよね。
さすがに、住所を公開している方はほとんど見かけません。
氏名を公開するリスク
氏名(フルネーム)を公開すると、あなたの歴史や所属団体が発覚する可能性があります。
例えば、スポーツの大会である程度の成果を挙げると、ネット上にその実績が(PDFファイルなどで)公開されることがあります。
こういったことから、あなたの趣味や所属団体を導き出されたくない場合は、氏名を公開しないほうが良いでしょう。
ちなみに、私のフルネームで検索したところ、全然関係のない人物もヒットしましたが、あるスポーツの大会の記録もヒットしました。
でも、氏名を公開しているインフルエンサーって、けっこういますよね? リスクは想定済みなんですか?
はい。そうしたリスクは想定済みでしょうね。インフルエンサーの彼らは、私よりも頭が良いはずですから。
おわりに
個人情報の公開にはさまざまなリスクがあることを説明しました。
これらの事実を踏まえて、「あなたの個人情報を公開するかどうか」を決めてください。
私の場合は、特定を恐れて個人情報を公開しておりません。特定されてしまったら、平穏な日常生活に支障をきたすからです。
「自分の命は狙われているかもしれない」とまでは言いませんが、最低でも「自分の個人情報が狙われているかもしれない」という心構えで、よく考えてみてください。
平和ボケは非常に危険です。自分の身は自分で守りましょう!