はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
理系の論文や記事に多いのですが、句読点にカンマ(,)とピリオド(.)を使っている文章があります。
これが個人的には読みづらいと思っています。句読点をカンマとピリオドにしている記事をネットで見かけたら、読む気が失せてブラウザーバックする(前の画面に戻る)ほどです。
あくまで個人の意見なのですが、「句読点にカンマとピリオドを使っている文章が読みづらいと思う理由」を説明していきます。
なお、カンマとピリオドが句読点として使われるようになった「歴史的背景」は無視します。また、論理的な話は期待しないでください。
この話は、日本語の文章に限定しています。
読点をカンマにしたときのデメリット
まずは、読点をカンマにしたときのデメリットを説明します。このデメリットは完全に主観です。
それでは、次の文を見てください。
ここで、この文の読点をカンマにしてみます。
いかがでしょうか? 違和感がありませんか? なければそれで構いません。
日本語の文章にカンマを混ぜると違和感を覚える……というのが、デメリットですね。
「理由はこれだけかよ!」と思われるかもしれませんが、違和感を覚えてしまうと文章を集中して読めなくなりますので、けっこう大きなデメリットだと考えています。
※数値の3桁区切りにはカンマを使いますから、それとの区別のためにも「読点(、)」を使うのが良いと思います。
私は共感を求めているわけではありません。「こういう意見もあるんだなー」とお考えください。
句点をピリオドにしたときのデメリット
次に、句点をピリオドにしたときのデメリットを説明します。このデメリットも完全に主観です。
それでは、次の文を見てください。
ここで、この文の句点をピリオドにしてみます。
いかがでしょうか? 違和感がありませんか? なければそれで構いません。
日本語の文章にピリオドを混ぜると強烈な違和感を覚える……というのが、デメリットですね。 個人的には、カンマの違和感を超越しています。
「理由はこれだけかよ!」とまた思われたかもしれませんが、前述のとおり、違和感を覚えてしまうと文章に集中できなくなります。
しかも、ピリオドの場合は強烈な違和感ですから、文章に対しての強い拒否感が生まれてしまいます(あくまで私の場合は……です。)。
そういえば、句点にピリオドを用いる理由として、「目立たないから」と主張していた方がいましたが、「句点が目立たないのはダメでしょ!」というのが私の意見です。
※小数点にはピリオドを使いますから、それとの区別のためにも「句点(。)」を使うのが良いと思います。
文章中の句読点をカンマとピリオドに置き換えてみる
前述の2つの文を組み合わせてみます。
それでは、この文章中の句読点をカンマとピリオドに置き換えてみます。
強烈な違和感に襲われませんか?
私としては、前者のほうが圧倒的に読みやすいと思いました。後者は読む気が失せますね。皆さんはいかがでしょうか……?
このように、私が「句読点にカンマとピリオドを使っている文章が読みづらいと思う理由」は、強烈な違和感に襲われるからです。
……ということで、以上、私の主観的意見でした。