はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
私の言いたいことはタイトルのとおりです。私は、成人女性を「女の子」と呼ぶ風潮にうんざりしています。
マスメディアの悪い影響かもしれませんが、成人女性に対して、「女の子」と呼ぶのは失礼なことですし、それを喜んでいる側も問題です。
この記事では、その理由を説明していきます。
女の子ではなく「女性」
まず、「女の子」の定義は、0歳から19歳までの女性です。ですから、成人女性を「女の子」とは呼びません。「あの子」も成人には使えません。
ちなみに、「女子」は「女の子」の略ではなく、実は何歳でも使えるそうです。例えば、「女子アナウンサー」や「女子アスリート」などですね。
ただ、日本語的には正しくても、大人の女性が自分のことを「女子」と呼んでいると、ちょっと違和感を持ちますね……(苦笑)。
話がそれましたが、とにかく、大人の女性のことは「女性」と呼ぶのが一番無難です。
それでも、自分のことを「女の子」と呼びたい方については、私は止めません……。どうぞご自由に……。
「女の子」と呼ぶのは女性に失礼
成人女性に対して「女の子」と呼ぶのが失礼な理由ですが、これは女性を子供扱いしているからです。シンプルに言えば、女性差別です。
子供扱いが失礼なことは、皆さん大体わかると思います。子供って、できないことが多いですから、大人がフォローしてあげる必要がありますよね。
つまり、「この女性は立派な大人じゃない」と言っているようなものです。これ、本当に失礼なことですよね。立派なのは、成人男性だけではありません。
ですから、私も成人女性のことを「女の子」とは絶対に呼びません。その方に失礼だからです。
成人の女性側も、「女の子」と呼ばれたら、「私は子供じゃありません!」と言い返さなければなりませんよ。見下されて悔しいと思うなら……ですが。
……ということで、「女の子」と呼ぶのが女性差別になるということは、わかっていただけたと思います。しかし、他にも厄介な問題点があるのです。
女性を甘やかす風潮と男性差別社会の形成
「女の子呼び」の厄介な点は、まず……子供扱いされるということは優遇されるということにほぼ等しく、女性を甘やかす風潮が拡散していくリスクを含んでいることです。
「男なんだから、これぐらい我慢できるでしょ?」、「男なら、女の私が殴っても大丈夫でしょ」などですね。これは、女性を甘やかした結果のセリフです。
そして、女性が優遇される分、男性が冷遇されていく男性差別社会(女性優遇社会)の色がより強くなってしまうことです。
さらに、優遇されることを当たり前だと思っている「勘違い女性」が増えていくことです。これらが、「女の子」と呼ぶことの厄介な点だといえます。
ここで、「え? 日本って、女性差別社会じゃないの?」と思った方は、マスメディアに洗脳されています。
3K職場の男女比、自殺者の男女比などを考えてもらえると、男性差別社会であることがわかりやすいと思います。ただし、性差(性別による向き、不向きの差)を考慮する必要はあります。
※もちろんですが、女性優遇社会ができた要因は、「女の子呼び」だけではありません。男性側の問題もあります。しかし、ここでは説明を省略させていただきます。
おわりに
今までのことを簡潔にまとめると……
- 成人女性に対して、女子はセーフですが、女の子はアウトです(女性を見下す女性差別)。
- 「女の子呼び」は、女性優遇社会をより強めていってしまうリスクを含んでいます。
ということです。
この記事をきっかけに、意識を変えていただければ幸いです。