もくじ
はじめに
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どうも! みなため(@MinatameT_Games)です。
この記事では、PC(Steam)版の『バイオハザードHDリマスター』の初見プレイの感想を書いています。
シナリオよりも、ゲームシステムや難易度についての話が中心です。
また、ここでは熟練プレイヤー目線ではなく「初見プレイヤーの生の感想」をお伝えしたいと思っていますので、初めて全クリした時点で記事を作っています。
そのため、周回プレイや隠し難易度などのやりこみ要素については考慮できていないことをご了承ください。
なお、記事の終盤には重大なネタバレが含まれています!
ネタバレのある項目の冒頭でも警告させていただきますが、未プレイの方は注意してください!
評価のまとめ
まずは、0.0~5.0の11段階評価(2.5がちょうど真ん中です。)と合計プレイ時間をまとめます。
・怖さ:2.5

・難しさ:3.5

・セーブシステムの良さ:4.0

・全クリまでのプレイ時間:約15時間
また、上記の評価となった前提条件は次のとおりです。
- 難易度:登山(NORMAL)
- ジル編
- プレイ時間にはAFK(席を外している状態)も含まれます。
それでは、それぞれの要素について説明していきます。
怖さについて

個人的にはちょうど良い怖さのバランスでした。
まったく怖くないということもありませんでしたし、怖すぎて滅ということもありませんでした。
とにかく、雰囲気で「ここは敵が出てきそう……」とビビらせてくるのと、ジャンプスケア(敵が急に出てくるビックリ系要素)のバランスが良かったです。
ジャンプスケアがしつこくなかったので、「ビビらせるためには手段を選ばない」みたいなセコさを感じず、やっぱり王道を征くホラー作品なだけあるな……と心から納得できました。
怖さの要素として、個人的には撃退できない敵に追いかけられる系に弱いのですが、そういった要素は体験していませんので、運良く回避できたのかもしれませんし、そもそも追跡要素がなかったのかもしれませんね。
代わりに「この先にヤバい敵がいるんじゃないか?」と不安にさせる定点カメラの使い方や、生の恐怖感を味わえる環境音がお見事でした。
しかも、最初に通ったときは安全な通路だったのに、次に通ると敵が急に出てくるといった仕掛けもあり、こちらを油断させない設計もGOODでした。
特に怖いと思ったのは、洋館の新しい部屋に入ったときと、ハンターが窓や扉を突き破ってきたときです。
逆に、洋館以外は正直あんまり怖くなかったですね(笑)。
ホラーが苦手な人でも攻略できるように、けっこう手加減してくれていたと思います。
難しさについて

個人的には難しかったです。
特に私はセーブをこまめにしないと気になるタイプなので、インクリボン(セーブに必要なアイテム)が足りないのはわりと致命的でした(汗)。
どれくらい足りなかったのかと言うと、寄宿舎パートはセーブが1回しかできなかったくらいです。
また、弾薬も不足しやすかったです。
不要な戦闘をうまく避けられたら良かったのですが、初見プレイだとそういう判断がどうしても難しいので、ほとんどの敵と戦うことになりました。
しかもハンドガンが弱すぎます! 何発撃たせる気ですか!
それに、所持アイテムの枠が少なかったのも難しさにつながっていますね。
初見プレイだと「今、必要なアイテム」がわからないので、とにかく手探りでやっていくしかありませんでした。
加えて、そもそも落ちている一部のアイテムも目立ちにくいので、キーアイテムを拾い忘れるということも十分起こり得るわけです。
拾い忘れ対策として、調べられそうなところがあれば決定キー連打で脳筋探索していくのが無難だと思いました。
まあそれがサバイバルホラーの醍醐味とも言えるのでしょうが、最近のゲームと比較するとUIや定点カメラも含めて明らかに不親切なシステムです。
良くも悪くも、これはバイオHDリマスターの強い個性ですね。
そして、個人的に一番難しかったのはアイテムの「調べ方」です。
まさか、アイテムから別のアイテムが出てくるとは思っておらず、序盤のほうで早速詰んでしまっていました(苦笑)。
このように、バイオの「お作法」を知らないと、攻略情報なしでクリアするのは難しい部類のゲームだと思いました。
セーブシステムについて

個人的にはかなり良いセーブシステムでした。
セーブ方法は完全に「手動」でして、例えばチェックポイント通過やボス直前で自動セーブという配慮は一切ありませんでした。
私は自分の好きなタイミングでセーブしたい派なので、これは嬉しいシステムでした。
セーブタイミングは完全に「セーブポイント式」でして、タイプライターを調べてセーブするようになっています。
チャプター分けや章分けされていて、その区切りのタイミングでセーブできる……といった親切なものではありません。
タイプライター以外のセーブ手段がないので、セーブをするためには危険を承知でタイプライターのある場所まで戻ったりする必要があり、そこは良い意味での緊張感を味わえました。
また、個人的にちょっと残念だったのは、セーブするためには専用アイテムである「インクリボン」を消費しなければならない点です。
もちろん、これもサバイバルホラーのゲーム性にはピッタリ合っているのですが、私はこまめにセーブするプレイスタイルなので、このゲームシステムとは相性が悪かったです。
インクリボンがもっと多く配置されていたら、中断しやすく快適になるので嬉しかったのですが……。
良かったところ
まず、ヘッドショットでゾンビの頭部が吹き飛ぶのは素晴らしいと思いました。
「ホラーゲームのヘッドショットなのだから頭は飛ぶものでは?」と思われるかもしれませんが、今の日本はグロ規制が強すぎなので、身体の欠損は規制されがちです。
それでも、バイオHDはちゃんと頭部欠損を見せてくれました!
それにヘッドショット時の効果音も爽快でGOODですね。
次に、効果音は恐怖演出にかなり貢献していたと思います。
扉を開ける音、足音、ゾンビのうめき声、金属音など、臨場感のある大満足のサウンドでした。
セーブ部屋の専用BGMもいいですね。
作編曲をやっているくせにアコギの音色かそれ以外の楽器の音色かわからないのですが、とにかく癒し系の音色で「ちゃんと安全地帯ですよ」というのが伝わり、リラックス効果はまさにヴェルタースオリジナル級でした。
特に「最近、セーブ部屋のBGMが恋しくなってきたな」というタイミングで研究所のセーブ部屋(休憩室)に入ったときは、初めて訪れた部屋なのに「ああ、戻ってきたんだ」という懐かしさを感じました。
訪れた回数は洋館のセーブ部屋と比べると多くありませんが、あそこは大好きなセーブ部屋です。
そして最後に、身体表現についての言及も欠かせません。
まあこれは賛否両論だとは思うのですが、ジルの乳揺れは素直に良かったです。
ちょっと不自然でお下品な感じもしますが、クレーマー対策でまったく揺れないように規制されるよりは100倍以上良いと思いました。
ビビっているときでもジルの乳揺れを見て精神を落ち着かせるといった効果もありそうなので、私はそういう意味でも乳揺れ表現には賛成です。
悪かったところ
個人的に気になったのは、やはり不親切なゲームシステムですね。
アイテムの調べ方、戦闘の回避、セーブ回数の制限などのバイオのお作法がほぼ説明されなかったので、「こういう進め方でいけるでしょ」と油断していたプレイヤーは途中でジリ貧になって大変だったと思います。
もちろん、手探り重視のサバイバルホラーなので懇切丁寧なチュートリアルを要求しているわけではありませんが、攻略ヒントはちょっと少なかった印象です。
その結果、アイテムが尽きて回復できずにゲームオーバーになって、同じ区間を何度もリトライすることで、怖さの方向性が「ホラー感」よりも「またやり直ししなければならない恐怖」に変わっていくわけですね。
ホラーゲームの難しさのバランス調整が難しい理由がこの1点に詰まっています。
アイテムが多すぎるのに敵が弱すぎると緊張感がありませんし、アイテムが足りなかったり敵が強すぎたりすると何度もゲームオーバーになってリピートすることで慣れて怖くなくなってしまいます。
そして、敵が「怖い存在」から「めんどくさい攻略対象」になっちゃうわけですね。
プレイヤーによってゲームの腕前がピンキリですし、ここらへんのレベルデザインは本当に難しいと思います。
次に、キャラの背後から追従するカメラではなく「定点カメラ」になっていますが、これのせいで一部の敵や障害物が視認しづらく、障害物や壁に引っかかったりすることが少なくありませんでした。
小さなストレスなので私の許容範囲内ですが、一部のカメラ角度やカメラの切り替え地点には改善の余地があったと思いました。
最後に悪い点というか単なるツッコミどころですが、「単独行動」中心なのがおかしいと感じました。
普通、あんなゾンビや犬が出る館なんて1人で探索したくないですよね?
もちろん、ゲーム的な都合であることは理解していますが、単独行動の理由にもっと説得力がほしかったな……というのが本音です。
【ネタバレ注意】詰みそうだったところ

私が詰みそうだったところは、中庭の地下採掘場の存在です。
寄宿舎パートが終わり、洋館でMOディスクやメダル2種を取得したのに、鉄でできたオブジェと組み合わせたい「石製のアイテム」がまったく見つかりませんでした。
洋館だけでなくすべてのエリアが「探索済み」となっていたので、これは探索して解決する問題じゃなさそうと判断し、いろんなアイテムを回転させて調べたり、あらゆる組み合わせを試してみましたが、それでもダメでした。
そこでふと、「バッテリーを使用したエレベーターは本当にショートカットさせる目的だけ?」と思い、四角クランクで滝の流れを止めてからエレベーターで移動したところ、滝が流れていた部分に新しい通路ができていました。
そこから、ようやく先(中庭の地下採掘場)に進むことができました。
【ネタバレ注意】詰んだところ

私が詰んで、攻略情報を調べざるを得なかったところは4つもありました(汗)。
1つめは、アイテムの回転ギミックです。
序盤で「呪いの書」を回転させて「館の鍵」を手に入れたり、さらにその鍵を回転させて「剣の鍵」に変えるという発想がなかったので、探索できる部分がなくなって詰んでしまっていました……。
2つめは、洋館2階のサンドイッチしてくる壁のある部屋の石像ギミックです。
スイッチを押してから石像を壁のへこんだ部分にフィットさせようとしても時間が足りず、30回以上挑戦しても間に合わなかったので、攻略動画を確認しました。
すると、白い床のタイルの部分まで横方向にまっすぐ押せばいいだけで、奥行きの方向に押す必要がないことがわかって拍子抜けしました(笑)。
3つめは、研究所のパスワードです。
X線写真を赤いライトの照明に切り替えて見る謎解きでしたが、クラークのX線写真の位置をホワイトボードの右端に設置して確認していたため、正しい情報が読み取れませんでした。
ゲイルのX線写真は右端が正解だったので、正しい情報が読み取れました。
対話式AIに攻略ヒントを尋ねたところ、「X線写真をボードに並べる正しい順番がある」と言われたので、ホワイトボードを改めて見てみると、X線写真を配置できるスペースが2つあることに気づきました。
……ということで、最初に入力していたCLLではなく「CELL」がパスワードだとわかりました。
4つめは、スライドフィルターをプロジェクターに使用したつもりだったのに、調べる位置がズレていたのか使用できずにいて詰みました。
対話式AIに攻略ヒントを尋ねたところ、「あるアイテムを映像室のどこかで使う」と言われたので、もう一度スライドフィルターをプロジェクターに使用したら成功し、最後のスライドでパスワード「8462」がわかりました。
【ネタバレ注意】簡単な総評

初見プレイを終えて、このゲームは「リソース管理がカギの本格派サバイバルホラー」だと思いました。
入手できる消費アイテムは多くありませんし、救済システムがないので無駄な行動は「詰み」に直結するからです。
ホラー要素自体のバランスは個人的に良く、謎解き、戦闘判断を含めたリソース管理が初見プレイではキツかった印象です。
戦闘面では、不死身のリサはボス級だから良いとして、ザコ敵のはずの犬が強すぎました。
不親切なゲームシステムがあまり気にならず、王道サバイバルホラーや頭を使って慎重に探索することが好きな人なら、わりと楽しめたゲームだったのではないでしょうか?
以上、PC(Steam)版の『バイオハザードHDリマスター』の初見プレイの感想でした!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!




