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【具体例あり】差別と区別の違いをわかりやすく説明!

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はじめに

どうも! 高杉 皆為(@MinatameT)です。

さっそくですが、あなたは、差別を悪いことだと思っていませんか……? この記事を読むと、差別についての認識が変わるでしょう。

私は「差別」について数年ほどかけて勉強しているため、一般人よりは差別について詳しいです。

そこで、以前に「差別 区別 違い」といったワードで検索してみたのですが、差別の意味ついて正しく説明できている記事はほぼ見つかりませんでした

「差別は悪いことだ!」とか「区別には合理的な差がある!」というのは、実はありがちな間違いなのです。

……ということで、次の見出しで本当の「答え(差別と区別の違い)」をお教えします。

ちょっと紛らわしい箇所がありますので、じっくりとお読みください。

差別と区別の違い

ここが最も重要です。必見です。

差別は「差をつけて分けること」で、区別は「いくつかに分けること」です。

また、差別にも区別にも「善悪」の意味は含まれていません。差別と区別の違いは、「分けたとき、そこに差があるかどうか」だけです。

したがって、差別は「正当な差別」と「不当な差別」に分類することができますし、区別は「必要な区別」と「不要な区別」に分類することができます。

図にすると、次のようになります。

差別と区別の違いの図

※不当な差別を略して「差別」という場合はあります。

正当な差別の条件は、差をつけて分けることに「正当な理由」があることです。合理的な理由があり、非合理的な問題がなければ、それは正当な理由になります。

不当な差別の条件は、差をつけて分けることに「正当な理由」がないことです。 合理的な理由がいくつかあったとしても、非合理的な問題があれば、それは正当な理由になりません。

必要な区別の条件は、分けることが(風紀上や法律上で)求められていることです。もちろん、そこに差はありません。

不要な区別の条件は、わざわざ分けなくても良いこと(分ける必要が特にないこと)です。まあ、言葉そのままですね。

これを踏まえて、区別と差別の具体例を見ていきましょう。まずは「区別」についての説明です。

区別の具体例

区別はたくさんある!

区別とは「いくつかに分けること」ですから、次のようなものが挙げられます。

  • 男性と女性で更衣室を分けること
  • 出身地でグループを分けること(例:関東出身と関西出身)
  • 書店で英語の教材のコーナー、ドイツ語の教材のコーナー、スペイン語の教材コーナーに分けること
  • ヒット曲を紹介する番組で年代別に分けること(例:1990年代や2000年代)
  • 自分のパソコンのデータを、画像のフォルダーや動画のフォルダーなどに分類して管理すること

このような例を見てみると、「世の中には非常に多くの種類の区別がある」と考えることができます。

また、区別そのものには「必要や不要」という意味など含まれていないことがわかります。

前述のとおり、区別を分類すれば、「必要な区別」と「不要な区別」に分けられます。しかし、ケース・バイ・ケースな面もありますし、読者さんの混乱の原因にもなりますので、ここでは詳細を説明しません。

次は「差別」についての説明です。

差別の具体例

差別もたくさんある!

差別とは「差をつけて分けること」ですから、次のようなものが挙げられます。

  • 飛行機のクラス分け(ビジネスクラスやエコノミークラス)
  • 正社員になりたい人の中から、女性を積極的に採用すること(女性優遇)
  • 未成年者の飲酒や喫煙を禁止すること
  • 白人専用(白人だけが利用できる)レストラン
  • 入学試験の合否を成績で決めること(入学する権利の有無の差)

このような例を見てみると、「世の中には非常に多くの種類の差別がある」と考えることができます。

さて、ここで問題です。上記の5つの具体例の中から、「正当な差別」と「不当な差別」をそれぞれ判断して、頭の中で分類してみてください。

……できましたでしょうか? それでは、答えを発表していきますね。

まず、飛行機のクラス分けについてですが、価格と高級度で3段階に分けられており、安いクラス、やや高いクラス、非常に高いクラス……となっています。

一番安いクラスは「エコノミークラス」というものです。私は2回ほど利用したことがあるのですが、正直なところ、座席周辺が窮屈でした。高級感なんてありません。

そんな話は置いておき、乗りたいクラスの料金を支払えば誰でも乗れるので、正当な差別といえます。実際は「オーバーブッキング」という問題があるのですが、ここでは説明しません。

次に、女性の積極採用についてですね。正社員として採用するとき、「実力主義」を徹底することが大切です。つまり、能力のある(と思われる)人を採用するのが合理的です。

ですから、「男性だから」とか「女性だから」などという理由で、積極的に採用する……というのは不当な差別といえます。

例えば、「この男性は勉強熱心で仕事ができそうだけど、こっちの(仕事が苦手そうな)女性を採用したいなー」というのはアウトですね。実力主義の否定は、破滅への前進です。

次に、未成年者の飲酒や喫煙の禁止ですが、これは未成年者を守るための正当な差別です。

未成年者が飲酒や喫煙をすると、成長に強い悪影響(健康被害)が生じる……と言われています。未成年者への実害が特に大きいわけですね。

ですから、飲酒や喫煙をしたい未成年者の方は「自分のため」だと思って、大人になるまで我慢してくださいね。

次に、白人専用レストランですが、これは不当な差別です。

なぜなら、レストランを人種で分ける正当な理由がないからです。白人が受けられる(食事の)サービスを、白人以外が受けられないのはおかしいですよね。

最後に、入学試験の合否を成績で決めることですが、これは正当な差別です。

なぜなら、学力(成績)によって差をつけているからです。実力主義ですね。学力は、努力で(ある程度なら)カバーできますよね。天才な人もいますが……。

厳しいようですが、自分の学力が足りないと感じるのなら、必死に勉強するか、ランクの低い志望校を選べば良い話です。志望校は自分で選択することができますから、学力不足で不合格になったとしても、文句は言えません。

……ということで、差別についての基本的な説明はここまでです。

この記事が、あなたにとって「良い教材」になったのなら、私としてはとても嬉しいです。

もし、差別について興味があるのなら、次の記事もぜひお読みください。

この記事の内容に納得できない人へ

筆者の私は、差別学の専門家の動画や記事を見て勉強しているため、差別については一般人よりも詳しいです。また、私の記事をご覧になった差別の専門家の方からは、お褒めの言葉をいただいております。

この記事の内容に納得できない人は、固定観念に縛られている可能性が高いです。固定観念を捨てて、機械的に判断してみてください。

それでもこの記事の内容に納得できないようなら、具体的に「どこがどのように理解できないのか」を示していただければ、解説いたします。

※「差別学」は非常にマイナーな分野だとは思いますが、心理学や文芸学のような1つの立派な学問です。そのことをご理解いただけると幸いです。


 

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