はじめに
どうも! みなため(@MinatameT)です。
何かの機会で、パーセント計算をすることがよくありますよね。例えば、ゲームのプログラミングや買い物のときなどです。
そこで、電卓を使ってパーセント計算ができるように、この記事でそのやり方を説明しています。
暗算が得意な方は電卓不要な場合が多いでしょうが、私のように暗算が苦手なタイプの方は電卓が必須です。したがって、この記事では電卓を使用する前提で、パーセント計算の方法を説明していきます。
パーセント計算には、主に次の3つの種類があります。
- 全体の中のある数は何パーセント?
- 全体の~パーセントの数は?
- ある数が~パーセントなら全体の数は?
すべての種類の説明を順番にしていきますので、必要なところだけ読んでいただくと良いですね。
それでは、計算方法を順番に確認していきます。
全体の中のある数は何パーセント?
全体の中のある数が何パーセントであるかを求めるには、次の計算式を使います。
この式を分数に直すと、次のようになります。
まずは、ある数 ÷ 全体 を計算します。そして、その結果を100倍すればOKです。
例えば、500の中の120が何パーセントであるのかを考えてみます。全体は500で、ある数は120です。
まず、ある数 ÷ 全体 を計算するので、120 ÷ 500 = 0.24 となります。これを100倍すると、24になります。よって、24パーセントが答えです。
その他の例題(確認問題)は最後に用意していますので、後で実際に計算してみましょう。
計算機
全体(半角数字)ある数(半角数字)
(%) です。
※未入力の部分は0扱いになります。
全体の~パーセントの数は?
全体の~パーセントを求めるには、次の計算式を使います。
この計算には分数が出てこないので簡単ですね。全体 × パーセント の結果を 0.01倍すればOKです。
例えば、2020の80パーセントを考えてみます。全体が2020で、パーセントが80です。
まず、全体 × パーセント を計算するので、2020 × 80 = 161600 となります。これを0.01倍すると、1616になります。よって、1616が答えです。
その他の例題(確認問題)は最後に用意していますので、後で実際に計算してみましょう。
計算機
全体(半角数字)パーセント(半角数字)
です。
※未入力の部分は0扱いになります。
ある数が~パーセントなら全体の数は?
ある数が~パーセントのときの全体の数を求めるには、次の計算式を使います。
この式を分数に直すと、次のようになります。
まずは、ある数 ÷ パーセント を計算します。そして、その結果を100倍すればOKです。
例えば、19が50パーセントであるときの全体を考えてみます。ある数が19で、パーセントが50です。
まず、ある数 ÷ パーセント を計算するので、19 ÷ 50 = 0.38 となります。これを100倍すると、38になります。よって、38が答えです。
計算機
ある数(半角数字)パーセント(半角数字)
全体はです。
※未入力の部分は0扱いになります。
それでは、以下は確認問題集です。
電卓の準備はよろしいでしょうか?
パーセント計算の確認問題集
問題編
【1】次のそれぞれの値は、何パーセントになるのかを求めましょう。
(1)150の中の50
(2)900の中の610
(3)3000の中の800
【2】次のそれぞれの値を求めましょう。
(1)120を50パーセントにしたときの値
(2)720を75パーセントにしたときの値
(3)55を250パーセントにしたときの値
【3】次のそれぞれの値を求めましょう。
(1)390が40パーセントであるときの全体の値
(2)640が25パーセントであるときの全体の値
(3)1080が125パーセントであるときの全体の値
解答編
【1】次のそれぞれの値は、何パーセントになるのかを求めましょう。
(1)150の中の50
まずは、ある数 ÷ 全体を計算します。
すると、50 ÷ 150 = 0.333です(小数第3位までの表示)。
それを100倍するので、33.3となりました。
したがって、答えは33.3 (%) です。四捨五入すれば、33 (%) となります。
(2)900の中の610
まずは、ある数 ÷ 全体を計算します。
すると、610 ÷ 900 = 0.678です(小数第3位までの表示)。
それを100倍するので、67.8となりました。
したがって、答えは67.8 (%) です。四捨五入すれば、68 (%) となります。
(3)3000の中の800
まずは、ある数 ÷ 全体を計算します。
すると、800 ÷ 3000 = 0.267です(小数第3位までの表示)。
それを100倍するので、26.7となりました。
したがって、答えは26.7 (%) です。四捨五入すれば、27 (%) となります。
【2】次のそれぞれの値を求めましょう。
(1)120を50パーセントにしたときの値
全体 × パーセント × 0.01を計算すれば、答えが求まります。
すると、120 × 50 × 0.01 = 60となりました。
したがって、答えは60です。
(2)720を75パーセントにしたときの値
全体 × パーセント × 0.01を計算すれば、答えが求まります。
すると、720 × 75 × 0.01 = 540となりました。
したがって、答えは540です。
(3)55を250パーセントにしたときの値
全体 × パーセント × 0.01を計算すれば、答えが求まります。
すると、55 × 250 × 0.01 = 137.5となりました。
したがって、答えは137.5です。
【3】次のそれぞれの値を求めましょう。
(1)390が40パーセントであるときの全体の値
まずは、ある数 ÷ パーセントを計算します。
すると、390 ÷ 40 = 9.75です。
それを100倍するので、975となりました。
したがって、答えは975です。
(2)640が25パーセントであるときの全体の値
まずは、ある数 ÷ パーセントを計算します。
すると、640 ÷ 25 = 25.6です。
それを100倍するので、2560となりました。
したがって、答えは2560です。
(3)1080が125パーセントであるときの全体の値
まずは、ある数 ÷ パーセントを計算します。
すると、1080 ÷ 125 = 8.64です。
それを100倍するので、864となりました。
したがって、答えは864です。
お疲れさまでした。最終的には、(式を見ずに)電卓ですぐにパーセント計算ができるようになると良いですね。
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